第２８５回高度情報化社会論（新）〜ガラスのゼネレーション - 偏見おじさんの知的な痴的な偏見エッセー

高度情報化社会論

ヘルモンジャアルメイ氏の特電より。

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地下鉄。

いかにも非モテな若者。ヨレたフケ散るスーツに「着られた」そのチビを露骨に軽蔑する学生は一転、おしゃれでスタイルのいい清潔感のあるルックスだった。

学生はドアのガラスの一部分を指でなぞりはじめた。１０センチ四方のエリアを、ゆっくり下から上にスワイプ。中心を連打し、外へ放射状にフリック。

乗客は誰も気にしていないどころかスマホを「見させられて」いる。異常行動に気づかない。

奇妙に思った私が彼の背後から注視した瞬間、戦慄した。なんと彼はガラスに映る女性のバスト部分つまりおっぱいを攻略していて、寒気がしたのだった。

そのいかにもフツーの学生は、

ともすればモテていてもおかしくない。

専門家は、あくまで少子化と若者のセックス離れとの関係については言及していない。

ブラジャーを破いたり、ホックを外したり、おっぱいをねぶったり、そんなスマートフォンやポータブルゲームのエロゲーのやり過ぎだと分析し、ガラスをタップすることから、「ガラス族」と名付けるに留まった。