第２８８回山梨論〜「花子とアン」人のすむところ、山梨。 - 偏見おじさんの知的な痴的な偏見エッセー

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この画像は、１９９３年の「ＣＭＮＯＷ」誌に掲載されていた、山梨日日新聞の広告である。

ひとの澄むところ、山梨。

澄む＝住むという自虐に満ちたコピーは、山梨ならではだろう。しかも、ツインピークスというサイコもののパロディと富士の樹海を重ね合わせるという、現代なら「マジギレ」される要素がたっぷり。

さて、ＴＢＳラジオ９５４東京ポッド許可局で「どうせ山梨」というパンチラインが飛び出した。

許可局員のマキタスポーツが山梨出身ということで、また出自である山梨が舞台の朝の連続テレビ小説「花子とアン」に出演していることもあり、このところ、一部で山梨論が流行っているようだ。

第１１０回マキタスポーツ＝林真理子説論～ルンルンを買って売って上京物語

ひとつだけ言えるのは、

人の住むところ、山梨。

ということだ。わたしも住んでいた。

澄んではいなかった。