第311回 代理社会の突破口 論〜かみね動物園の試み ダメージジーンZOO
ダメージジーンズーー
介護型チヤホヤ社会の象徴。
ジーンズの経年変化まで人の手を借りる、寺山修司いうところの代理社会となった。
ここまではよくある話。
ところがそれを逆手にとった、代理社会の突破口というべきトピックを聞くにつけ、驚きと希望、微かな不安を感じずにはいられない。
ジーンズを履く人でもショップのスタッフでもメーカーのダメージ加工担当でもない。人の手を離れ、トラやライオンにダメージ加工をさせようというのだ。ここまできたら、拍手を贈るしかない。