偏見おじさんの 知的な痴的な偏見エッセー

@偏見おじさん said「偏見」という言葉に対する偏見を一旦忘れて。 偏見=物事のひとつの見方という立場から始めないと、何も始まらない。

第300回 介護型そーしゃる世代 vs 武闘派原理主義者〜JOIN US びんぼっちゃまファンクラブ

2XXX年。 
富裕層と下流層の乖離は淀みなく進行し、とりわけ中流から下流に流された層のなかで「びんぼっちゃま」再評価の機運が高まりつつあった。 これは、ビンボーというトレンドを取材したインタビューからの抜粋である。 

▼インタビュアー 
今回は「びんぼっちゃまファンクラブ」ファンジンの編集長にお話をお伺いしたいと思います。現代社会に一石を投じるメッセージが詰まっていると評判の一方、ネットを使った情報発信の要望もあります。

▼編集長 
お前バカか。まさか「無料で情報発信」なんて言い出すんじゃないだろうな。端末代と通信費は無料じゃないぞ! 知らない誰かの、お忙しい誰かさんの時間を縫って、各々の「ライフスタイル」とやらに合わせて、媚びながら土下座して読んでもらおうなんて乞食スタイルは願い下げだ! 落ちぶれても元上流階級! お前、どれだけびんぼっちゃまわかってんだ。ぼんやりした雰囲気だけで突っ込んでくるな。 ガリ版で刷って、街頭で配る。できるんだよこれで。これが俺たちのライフスタイルでありネットワークだ!貧しくてもプライドがあれば、下流だって花柳になる。

 ‥今日のことは、煮るなり焼くなりそちらのネットワークで笑ものにするなり、好きにしろ。 お前ら、プライドは置いてくなよ。 ただ、ギャラは置いてけ。 

▼インタビュアー 
(感動) 

 ▼編集長 
バッカだな。「かまし」だよ「かまし」!どうせ明日になりゃ忘れんだろ? 

▼インタビュアー 
(ぶるぶる)と首を振る。 

 ▼両者 

ダメだこりゃ