偏見おじさんの 知的な痴的な偏見エッセー

@偏見おじさん said「偏見」という言葉に対する偏見を一旦忘れて。 偏見=物事のひとつの見方という立場から始めないと、何も始まらない。

第281回 SHORT2 論〜ブラジャーから始まる恋 あるいは 大人の「希望の轍」

 

で。なんだっけ?ああそうそう。ホントつまんない話なんだけどさ。あの頃ね‥だいたいあの頃はいつものようにクラブでナンパ。いつものように意気投合したら即ベットイン合体ていう。チャラいでしょ!?本当はさ、今となってはさ、日常生活が生きた心地してなかったから、もう死んでもいいやって。その埋め合わせっていう言い訳があるんだけど。そうこうしてる時、女の子のリクエストでカラオケ行ったの。ぶっちゃけメンドいけどマアマアの女の子だったんだよね。とりあえず部屋入って前の人の履歴眺めてたら、サザンの「希望の轍」があったわけ。そんで、どうしてだかそれ歌ったんだよね。世代的に歌えるし。そんなこんなで、いつまでも女の子の歌にも付き合ってらんないし。JUJUとかYUIとか。まあ一段落ついて、例のごとくホテルで一戦あって。いつものようにすぐ寝ちゃって。からの、普段全然そんなことないんだけど、目が覚めちゃった。朝4時ぐらいかな。部屋全体が青白くてさ。妙に幻想的な感じ。寝ぼけてんだけど頭はクリアで。女の子は前はだけてて。ブラジャーのワイヤーあるじゃん?その痕!?左右にくっきり。下乳の、肌に食い込んだラインが陰影作ってて、痛々しいしさどんだけなんだよって思いながら見てたら、どうしてだか、涙がこぼれてきたんだよね。なんでだろう。疲れてたのかな。わけわかんないよね。だって何があったわけでもないのにガキみたいにギャン泣きしてんの。フフ。にも関わらず起きない女もどうかと思うけどさ。そん時、頭ん中でさっき歌った「希望の轍」がDiDiDi  DiDiDi‥って急に流れてきて。なんか脳がどうにかなってたんだろうね。この曲の意味が急にわかっちゃった。おれバカなんだけどあ知ってるか昔からそういうところがあって、とにかくぶわーって悟っちゃったの。「希望の轍」って要するに「乳房の轍」、「チボーのブラジャーのワイヤーの轍」のことなんだって。思っちゃったの。そうかおれ恋しちゃったんだって。
 
 
で、そうそう。話元に戻すと、それが今の嫁。
 

 

バラッド3 ~the album of LOVE~

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